さあさあ!
我が家では一番ののんびり屋のバラ、ニフェトスも咲き始めました。
もうね、ニフェトスには振り回されっぱなし。
芽を出させようとして枝を切れば枯れ込み、
変な所からひょっこり芽を出して枝を伸ばす。
やっと蕾ができたと思ったら、なぜか立ち枯れ。
でも今年は蕾が順調に膨らみ、
ついに花を開き始めました。
ものすごい美人!
ニフェトスは、美人なのに自分が美人だといまいち分かっていないような、
なんか自分のことに無頓着な美人って感じがしてます。
香りも好き。
レディ・ヒリンドンから柑橘系を抜いた感じかな?
あ、それってまさにティーローズの香りか。
今年は久々にすごいシュートが出てきましたが、
なんか無理矢理立体交差させて都市計画失敗みたいな、
妙な樹形になりつつあります。
これはねえ、変な所に蕾ができてしまって、
自分の棘で花びらに穴が開いてるんですね。
ありゃりゃ。
ニフェトスの白は、クリーム色っぽい白。
うっすらピンクが乗った感じが好きです。
同じ白でも、まったく違う白。
去年から我が家の一員になったバラ、ガブリエル。
ガブリエルって、青みのある白。
ブルー系のご先祖様がいるのかな。
バラのカタログなどでは、中心に紫が乗った美しい写真が見られます。
今のところ、完全に外(=南)を向いて咲いているガブリエル。
花をこちらに向けて撮るのは至難の業。
実はデジカメが無くて(汗)、携帯(しかもガラケー)で写真を撮っているのですが、
右手で花を持ち、左手だけで携帯を操作してシャッターを切る、
しかもベランダは暴風というカオスな状況で、なんとか撮れたのがこちら。
自分的には奇跡の一枚。
ピントが甘いとか言わないで!
よく考えてみると、花を切って花瓶にでも活けて写真を撮ればいいのかも。
でも、そこに咲いているバラが好き。
それに、あまりバラ上手じゃないから、それほど花数が多くなくて。
切っちゃうとベランダがさみしくなるんだもん。
ガブリエル、香りもすてき。
甘ったるさは無く、かといって尖った青臭さもない。
たしかに「薔薇」らしい香りなんだけど、この世には存在しないようないい香り。
なんかうまく言えないけど、誰かガブリエルの香りの香水作ってください。
花がらを切ったり、花首を持ったり。
それだけで手にバラのいい香りが。
石鹸で手を洗ってもなかなか落ちません。
バラって、こういうちょっとした幸せをくれるから好き。
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